朝ドラ「とと姉ちゃん」平塚らいてうから学ぶ変わることは悪いこと?
こんにちは♪
はるです。
私は朝ドラが大好きで、毎週楽しみに見ています。
朝ドラ「とと姉ちゃん」からはたくさんのヒント、気づきをもらえます。
第19週「鞠子、平塚らいてうに会う」から、ブログ作りのヒントを頂いたので、お伝えします。
「とと姉ちゃん」は高畑充希さん演じる小橋常子と、唐沢寿明さん演じる天才編集者・花山伊佐次が出会い、雑誌「あなたの暮らし」を刊行して、女性に役立つ理想の雑誌を作り上げていく物語です。
「暮しの手帖社の創業者・大橋鎭子と花森安治」さんがモデルになっています。
目次
平塚らいてうと言えば!
元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。
今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く、病人のやうな青白い顔の月である。
さて、こヽに「青鞜」は初声を上げた。
現代の日本の女性の頭脳と手によってはじめてできた「青鞜」は初声を上げた。
女性のなすことは今は只嘲りの笑を招くばかりである。
私はよく知っている。嘲り笑の下に隠れたる或るものを。
平塚らいてうというと、前回の朝ドラ「あさが来た」を思い出します。
大島優子演じる大学生時代のらいてうは、生意気な小娘でした。
あさにおべっかばかり使う人が増える中、らいてうは「あなたを超える」そんな発言をするのです。
その姿にあさは、自分の若い頃を思い出し、とても嬉しくなるのでした。
対する、らいてうも、怒られるとばかり思っていたので、あさの笑顔に面食らうのです。
あさが、命をかけて作った女子大学で学んだらいてうは、その後「青鞜」という雑誌を発刊し、たくさんの女性に勇気を与えたのでした。
その、勇気をもらった女性のうちの一人である鞠子が、なんとらいてうに会ったのです!!
鞠子は迷っていた、、、
鞠子は、水田くんに結婚を申し込まれていたのです。
「こんな私でいいんですか?」
鞠子は、自分はまだ何も成し遂げていないことに悩みました。
苦労して、家族が大学まで行かせてくれたのに。
作家になる夢を諦めていいのだろうか。
この会社でも、なんの役にも立っていない。
こんな状態で水田くんのプロポーズを受けることは、鞠子にとっては「逃げ」に思えるのです。
東堂先生のアドバイスもあり、鞠子はこう決意します。
「何か一つでもいいから、やり遂げたい!!」
鞠子、平塚らいてうに会いたい!
そんな中、「あなたの暮らし」次号に予定していた作家から原稿をキャンセルされ、誰か代わりの作家を探すことになりました。
鞠子は、平塚らいてうに原稿を書いてもらうことを提案します。
常子から任された鞠子は、今回はなんとしても成功させたい思いで頑張ります。
鞠子は担当者から何度追い返されても、粘り強くお願いしました。
鞠子の想いが届き、鞠子はらいてうに会えることになったのです!!
いよいよ、平塚らいてうとご対面
らいてうは、一体どんな人なのだろうか。
あの、小生意気な学生時代のらいてうから想像すると、ガツガツした、キャリアウーマン的な女性でしょうか。
鞠子を待っていたのは、物腰の柔らかい、優しいふんわりとした方でした。
ギラギラと輝く太陽ではなく、ほんのりと優しく照らしてくれる月のような人でした。
「原始、女性は太陽であった」
青鞜で読んだような、かつて自分が勇気つけられたような、力強いメッセージを鞠子はらいてうに求めました。
しかし、らいてうは言うのです。
そのようなメッセージは、「あなたの暮らし」には合わない。
さすが、らいてうです!!
自らも「あなたの暮らし」のファンだという、らいてうは、
「あなたの暮らし」の読者が求めるものを理解しているのです。
変わっていい
らいてうは、「お汁粉の作り方」を書きたいと言うのです。
鞠子はわけがわかりません。
らいてうは言うのです。
「変わっていい」のだと。
戦争を経験して、世の中は変わった。
人々の暮らしも変わった。
らいてうの考え方も変わった。
今の時代に求められていることも、また違うのだと。
自分も変わっていい
変わることは悪いことではない。
いつも周りに流されて、自分がないような気がしていたけれど、変わってもいいのだと。
一貫していない自分をずっと責めていたけれど。
変わることは間違っていないのです。
鞠子の心に、らいてうの言葉が優しく響きました。
花山に褒められる♪
らいてうの原稿は「胡麻汁粉の作り方とエッセイ」でした。
お堅いイメージのらいてうの書く、胡麻汁粉!!
このギャップ感、くー、たまらない!
結果、読者さんからの反響もかなり大きかったのです。
花山からも鞠子は褒められました。
「平塚らいてうから、優しい原稿を引き出したのは、君の力だ。」
めったに人を褒めない花山が褒めたのです。
鞠子にとって、とても大きな喜びでした。
鞠子は、ようやく、一つ、やり遂げることが出来たのでした。
鞠子の花嫁姿に感動
鞠子は水田くんのプロポーズを受け、結婚することを決意しました。
鞠子は水田くんにとっての太陽になることを決めたのです。
鞠子の幸せそうな笑顔に誰もが、ほっこりします。
思ったままのスピーチを
常子は、とと姉ちゃんとして、父親代わりとして、家長として、式の最後の挨拶を頼まれました。
しかし、ここで、問題が発生!
常子が用意していたスピーチの内容を、なんと、花山に先に言われてしまったのです。。。
さすがビジネスパートナー、と言うべきか。
思考も似てきているんですかね。
常子は頭が真っ白になりながらも、思ったことを言えばいいと、よっちゃんに背中を押されて、前に出ました。
いつも私の隣には鞠子がいた
1人突っ走る私に、冷静に意見をしてくれた
細かいことに気がついてくれたのも鞠子
いつも鞠子が助けてくれていた
鞠子は、自分の良さなんて、ないと思っていたけど。
とと姉ちゃんはわかってくれていた。
鞠子がいてくれるだけで幸せ。
常子のスピーチは感動的でした。
きっと、用意していたお味噌汁の話よりも、何十倍も素敵でした。
おまけ
水田くんのご両親は、甲府から常子たちを訪ねてきました。
「こぴっと」「てっ」という方言に、懐かしさを覚えた人も多いはず!!
脳内音楽は、一気に絢香になりましたよね。
「こぴっと」懐かしい!
次週は商品試験!また学びが多そうで楽しみです。
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