こんにちは♪
はるです。

私は動物が苦手です。
子供の頃のトラウマがあるのです、、
犬に追いかけられたことがある、というべたな理由です。
⇒前回のお話はこちらからどうぞ。

自分を偽って生きるより、
正直に話してみよう♪ってお話でした。
動物が苦手な割に、今回のお話も動物ネタです。

うさぎを飼っていたことがあるのです

出典：http://www.wanpug.com/

私は動物が苦手なんですが。
妹が動物大好きでして。
うさぎを飼っていたことがあります。
1匹目は、私が高校生の頃です。
真っ白な可愛いうさぎでしたが、私はほとんど、世話をしなかった気がします。
ごめんね、ラビちゃん。
そして、短命でした。
たぶん、3年も生きていなかったような気がします。
うさぎって、短命なんですよね。。

うさぎを預かることになる！！

動物が好きな妹は、一人暮らししながら、2代目のうさぎを飼い始めます。
名前は「ロココ」

妹がカナダに留学に行っている間、実家にて、ロコちゃんを預かりました。
1代目の頃と違って、うさぎの飼い方も、かなり研究されてきていました。
うさぎ専門の病院まで出来ていたりして、ちょっとしたうさぎブームです。

1代目は、ゲージからだすと、暴れて、パニックになって、そそうをする、、、とかいろいろありましたが。
2代目ロコちゃんは、なんだかおとなしいし、トイレはちゃんと決まった場所でするし、うさぎのおもちゃもあったりして、飼う方もかなり楽なのです。

両方のうさぎの共通点は、「抱っこされるのがきらい」

ここですね。
飼い主として、残念な点。
うさぎって、おとなしく抱っこされてるイメージありますが。
なぜがうちにくるうさぎは、抱っこされるのが嫌いなのです。
暴れます。。。
これは性格らしいので、あきらめます。

ロコちゃんに癒される

毎日、ロコちゃんの世話をしました。
頭とか鼻とか撫でてあげるだけで、気持ちよさそうにしているのです。
やめようとすると、もっとやれ、と手に鼻を押し付けてきます。

仕事から帰ってきて、1時間くらい、撫でていたこともあります。
うさぎは気分屋なので、飽きたら、ゲージに勝手に入って、自分の世界に入ってしまいます。
うさぎにもかなり意思があるのです。

うさぎのえさに、ご褒美にバナナを一口分乗せておくと、もう大喜びです！！
真っ先にバナナを食べます。
乾燥のパインとかも好きです。

うさぎに、南国フルーツ？？
ハテナでしたが、大好物なのです。

長生きロコちゃん

うさぎの寿命って、６、７年と言われています。
最近は、えさや環境の改善が進んで、10年以上生きるうさぎも増えてきました。

ロコちゃんは、8歳。
もうすぐ9歳。
かなり長生きです。

そんな中、妹夫婦がカナダに移住することになったのです。
4年前のことです。
今は、また日本に戻ってきてます。

また、実家で預かることになりました。
久しぶりに見たロコちゃんは、かなりおじいちゃんになっていました。
そして、具合が悪くて、食欲もなくなってきていました。

妹は、ロコちゃんが心配で心配で、カナダ行きをやめる、とか言いだします。。
なんとか家族からなだめられて、カナダに無事に出発をしました。

ロコちゃんが見せた最後のジャンプ

ロコちゃんは、もう自分で餌を食べることが出来ませんでした。
病院からもらってきた薬を、注射器で口に運ぶのですが、上手く飲んでくれません。
水も飲めないのです。
病院にはその前に妹が何度も連れていっていましたが、もう手はないようでした。

飲まず食わずの生活で1週間経ちました。

ロコちゃんがゲージから出てきて、ジャンプをしたのです！！
私はもう、目を疑いました。
1週間飲まず食わずのうさぎのどこにそんな力があるというのですか。

「ぼく、元気だよ。」
「こんなにジャンプできるよ。」
「褒めて、褒めて」

そう言っているようでした。
元気な頃を思い出させるようなジャンプを見せてくれるのです。
もう、涙があふれます。

思いっきり褒めてあげればよかったのかもしれません。

もう、無理しなくていいよ。

そう思いました。
さすがに疲れたのか、その場に座り込んでました。
そして、気づいたら、自分でゲージに入っていたのです。
出入り出来るほどの体力すらないはずなのです。
ロコちゃんが私に最後のジャンプを見せてくれたのでした。

ロコちゃん、安らかに。。。

次の日の夜、ロコちゃんは亡くなりました。
安らかに、とは言い難いです。
身体が痙攣して、辛そうでした。
私と母親と交代で、抱っこして、なんとか楽な姿勢はないか模索しました。

抱っこが嫌いなロコちゃんだから、抱っこされるの嫌だとは思うけれど。
でも、抱っこせずにはいられません。
最期は母親の腕の中で、亡くなりました。

ラビちゃんと同じく、ロコちゃんも両国にある、回向院にて安らかに眠っています。

本当は、ロコちゃんのブログを書く予定でした

妹から、またロコちゃんを預かって欲しいと言われた時、私はロコちゃんのブログを書く予定でした。

FC2ブログで、長生きうさぎって名前でブログも作ったんです。
その頃、ちょうどブログを新たに作ってみよう、と思っていたのです。
ロコちゃんの様子を書けば、妹も嬉しいだろうと思いました。
本も買ってきて、うさぎの老後には何が必要かも勉強しました。
うさぎの老後、結構切ないです。

だから、そのブログのターゲットは決まっていたのです。
妹に向けて書きます。

そして、長生きうさぎを飼っている人たちとの交流や、情報収集も目的です。
長生きうさぎを飼っている人たちの参考になるような、記事を書きたい、そう思っていました。

結果的に、1記事も書くことがなかったのですが。
ブログを始める時に悩むポイント。

誰に向けて書くのか。

どういう情報を書くのか。

このブログに関しては、最初からちゃんと決まってました。
ただ、実際に書き始めたら、自分が思っているような記事を書けたかどうかは、わかりません。
上手く書けずに悩んでいた気もします。
ロコちゃんがもう少し長生きしていたら、どんなブログが出来ていたのでしょうか。

ロコちゃんが見せてくれた、奇跡のジャンプ、忘れることはありません。
ロコちゃん、ありがとう。

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